明日はいつも通り水曜20時~ #クソすば !
ゲストに、日米の安全保障政策、核・ミサイル防衛及び抑止論を専門とされる、米ハドソン研究所の村野将氏 をお招きして、ウクライナ戦争自体の分析とともに、2000年代の戦争に対して戦略コミュニティがどのように向き合ってきたのか、そしてウクライナ戦争がそれらの現状分析にどのような影響を与えるのか、徹底的に議論します。
個人的には、”テロとの戦い”や対中に頭がいっていましたが、2000年代、欧米、特にアメリカの世界戦略においてロシア(ヨーロッパ)をどのような関数として捉えていたのか。政権交代を含めてその方程式がどのように変化していったのかに興味があります。そして、結果的に今回のウクライナ戦争への対応をどのように分析すべきなのか。
もちろん、これに伴って日本はどのような戦略をとるべき(必要性)で、そのための物理的・財政的・法的ハードル(許容性)があるのかといった議論を深めたいと思っています。敵基地攻撃能力や核共有などもタブーなしでお話しましょう。
そしてまた、今回のウクライナ戦争で関心を持っているのが、「報道」や「専門家」の在り方です。コロナでかなり相対化した専門家や報道の役割が、言葉を選ばずいえば”まだ遠い”段階のウクライナ戦争では冷静にできているのか、それともできていないのか、はたまた第三の道はあるのか、
このあたりも関心があります。
これは盛沢山だな。
村野さんとは2017年(もう5年前か)にアメリカ国務省のプログラムでアメリカを一緒にまわって同じ釜の飯を食った仲ですが、こうして最先端の議論ができるのは本当に嬉しいです。